関ジャニ∞と渋谷すばるくんのこと
2018年7月8日、関ジャニ∞渋谷すばるくんのテレビ出演が終わった。
わたしはこの日を、一生忘れないと思う。
思えば、辛い時はいつも関ジャニ∞やすばるくんの歌に支えられてきた。
すばるくんが届けてくれる言葉はいつもまっすぐだった。
8年前の京セラドームで初のカウントダウンコンサート、「ONE」という特別な歌を歌ってくれた時、「手を伸ばせ!悔い残すなよ!まっすぐ生きてくれeighter!」って、すばるくんが叫んでくれたことが今でも忘れられなくて、キーンと響くギターの音がしっかりと耳に残っている。
気づけば、関ジャニ∞がバンドをしていることも、音楽に真摯に向き合っていることも、かなりメジャーなことになった。
ファンの年齢層は広がって、コンサートに行けば、家族連れやカップル、男の子2人組まで本当にいろんな人を見るようになった。
一般の人も、他のバンドやアイドルを応援している人も、有名なミュージシャンや俳優さん、アイドル、芸人さんだって、関ジャニ∞のことをこんな風に見てくれる。ただおもろいだけのアイドルじゃないって、こうやってすごく心に響くものを届けてくれる人たちなんだって知ってくれている。
関ジャニ∞に「ナントカナルサ」という楽曲を提供できたことは誇りです。
— 鮪 (@kanaboonmaguro) July 8, 2018
自分の願いや気持ちを、この手では届かないところへと、関ジャニの皆さんが何倍ものパワーにして届けてくれました。
感謝です。
これからも、関ジャニもすばるさんも応援しております!
本当にカッコ良い人たちだ。アイドルとは、バンドとはこうあるべきだと、興奮で震えながら観てました。渋谷すばるさん、最後までカッコ良くてありがとうございます。それぞれの今後の活動を引き続き応援していきます。 #関ジャム
— ピエール中野 凛として時雨 (@Pinakano) July 8, 2018
「LIFE」感動した。
— Yu Shirota(城田優)🇯🇵🇪🇸 (@U_and_YOU) July 8, 2018
「もう一切、もう一切 振り返らずに歩み続けたい まだまだ終わらないから」
明日からの関ジャニ∞、そして渋谷すばるくんに幸あれ🎉
関西のおふざけアイドルって見られがちだけど、それだけじゃないんだよって、それでは収まりきらないグループなんだよって、ずっとずっといろんな人に知ってほしかったから、うれしかった。
わたしがブログに関ジャニ∞のことを書こうと思ったのも、関ジャニ∞やすばるくんが届けてくれるものがやっぱりまっすぐで、わたしも自分が本当に思っていることを素直に書きたいと思ったからだ。
わたしが関ジャニ∞を本格的に好きになったのは、2009年のこと。
初めてライブに行った。PUZZLEコン京セラドーム、eighterにとって大事な思い出の曲の一つである「ひとつのうた」の収録があった日だった。
それまでのわたしの中での関ジャニ∞のイメージは、関西のなんかおもろいことやってる人たち。ぐらいのもの。
それぐらいの認識で、なんとなく丸山くんかっこいいなーと思いながら、誘われるままふらっと行った。
「ミセテクレーーーーー!!!」
と叫ぶすばるくんの歌声とともに、突然始まったバンドコーナー。
衝撃だった。
その時の関ジャニ∞は、ぜんぜんおもろい人たちじゃなかった。
全身全霊で音楽と向き合って、eighterに届けてくれている。
関ジャニ∞がバンドをしてることすら知らなかったわたしは、「ただのおもろい人たち」だと思ってた人たちが作り上げる世界観に一気に魅了された。愛されているeighterを見て、わたしもeighterになりたい、と心底思った。
もちろん、Jr時代から応援している人たちや、8人時代を知っている人からすれば、そんなの周知の事実だったと思う。それでも、eighterと呼ばれるファンでもなく、ジャニーズのこともそこまで詳しくない、ほぼ一般人だったわたしにとって、関ジャニ∞のイメージが覆された大きな出来事だった。
何でこんなすごいものが、こんなに心がしびれるものが、認知されないんだろう!?もっと広まればいいのに!と単純に思った。その時の関ジャニ∞の世間的なイメージは、まだまだわたしがもっていた関西のなんかおもろい人たち。ぐらいのものだったと思う。
それから8年。すばるくんのソロツアー、横山くんのトランペット、関ジャムやメトロック、いろいろあった。提供してもらえる曲も、メンバーが自ら作る曲も、演奏ももっともっとかっこよくなった。そして今では、すばるくんや関ジャニ∞がeighterにどんなに素晴らしい言葉を、音楽を届けてくれているのかが多くの人々に認識されるようになった。
それでも、やっぱりずっとすばるくんは変わっていなくて、最後に叫んでくれる言葉は、「エイターーーー!!!」だった。
私は昔、長いことあるバンドを追いかけていたが、今回の関ジャムほどファンを羨ましいと思った瞬間は無かった。
— 外道 (@16g2) July 9, 2018
全力のパフォーマンスをもって、最後に全力で名前を呼ばれるほど愛されたエイターに心の底から嫉妬する。
本当に、誇らしいことだと思う。応援していて良かったって、好きになってよかったって、心底思った。
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ここまで、結構本気で関ジャニ∞のことを語ってきたが、これに対して衝撃を受けている人もいると思う。
今回、わたしが関ジャニ∞のファンだってことを知らない人も多く見てくれているこのブログに、あえて関ジャニ∞のことを書いたのには、理由がある。
いつのまにか、好きなものを好きだと胸を張って言えなくなった。
わたしはこんな感じで、ジャニーズが好きだ。これはわたしと中高が一緒だった人からすれば周知の事実なんだけど、わたしは高2ぐらいからそれを周りに隠すようになった。
ジャニーズが好きだと公言するメリットが、全くなかったからである。
そもそも何も考えずにジャニーズの話ばかりしていたこととか、わたし自身の他の面にもいろいろと問題はあるのだけれど、中学生の時はジャニーズが好きだっていうだけで引かれることも結構あった。
もちろん、同じグループが好きだから仲良くなれた友達もいっぱいいるんだけど、それ以上に色メガネで見られるのが辛かった。
だから、大学ではとことん隠すことにした。
一部の仲良い人には話していたし、仲良い人からいろんな人にじわじわと伝わっていたのかもしれないけど。大学3年まで軽音サークルに入ってたし、サークルの人に知られたら生きていけないと本気で思っていた。
でも、いざ話してみると、男女問わず
「好きなものを好きって言えないの辛くない?」
「何が悪いの?別に引くほどのことじゃなくない?」
と言ってくれる人が多くて、何だか拍子抜けした。
わたしが今まで守ってきたものは何だったんだろう、意外と受け入れてもらえるんだ、というのが正直な感想だった。それでもやっぱり、わたしは隠し続けた。
本当はわたしだって、言いたかった。
たとえば、関ジャニ∞のバンドが本気でかっこいいってこと。ちゃんと音楽してるってこと。西畑大吾くんっていうアイドルが最高なこと。何度話したいと思ったかわからない。
それでも、好きなものを好きだっていうのは、一度できなくなってしまうと、本当に難しいのだ。
そうやって今まで遠ざけてきたことを、わたしはあえて今回書いた。最後にいろんな思いをぶつけてくれるすばるくんや、すばるくんを笑顔で送り出す関ジャニ∞を見ていて、わたしが好きなひとたちは、そんなに周りに公言できないような恥ずかしいひとたちなの?と自分に対して本気で疑問に思ったからだ。
どんなひとやものにだって、誰かが作り上げてきた歴史があって、思いがある。だから、好きになったことをばかにしていいものなんてこの世にないはずなのだ。誰かが一生懸命支えてきたからこそ、今ここでまた別の誰かの心を掴んでいるものなのに、好きでいることを恥ずべき部分なんて1ミリもないはずなのに、わたしたちはどこか遠慮している。
もちろん、好きなものを好きだってはっきり言えている人もいっぱいいると思う。わたしはそういう人たちがずっと羨ましいと思っていたし、すごいと思ってきた。誰にどうみられるかとかではなくて、これがわたしの好きなものだって言えるのは、すごくかっこいいことだ。それができない人は意外と多い。
とはいっても、わたしもまだ勇気はないので、この記事を書いたことはTwitterやFacebookには書けないと思う。もっと、ちゃんと、自分の好きなものや好きなこと、愛してきたものにたいして自信を持てるようになりたい。飾らず、作らず、ありのままの自分で生きていけるようになりたい。
すばるくんの最後の姿を見て、わたしが感じたのはこんなことだった。好きなものに対して全力で生きる。簡単なようで、本当に難しいこと。
わたしも何かを貫いて、もっとまっすぐ生きていけるひとになりたい。
まっすぐ生きてくれって、すばるくんがいつも言っていたこと、絶対に忘れたくない。
本当に、こんな風に思わせてくれるアイドルを好きになれてよかった。今は心底そう思います。渋谷すばるくん、ありがとうございました。これからの6人の関ジャニ∞に期待しています。